飯田川の昔発見!
飯田川と諏訪の
人々の生活との関わりを調べる |
社会で用水の学習をしたときに、昔は飯田川の水を作業などに使っていたことが
わかりました。また、おじいさん・おとうさんの時代には今より飯田川で遊んでいたようです。
昔の農業の様子や苦労/飯田川を諏訪の人々はどのように利用していたのかを、
お家の人や土木事務所への聞き取りにより調べました。
<こんな遊びをしていたよ>
○飯田川で泳ぐ。 ○魚つり、魚捕まえ ○水遊び、とびこみ |
<こんなことに利用していたよ>
○田や畑に使っていた ○風呂の水 ○洗濯などの洗い物 ○七夕の飾りを流す |
○江戸時代〜昭和50年代後半
中江用水をいったん飯田川に流してから 真砂せき(今の郵便局長さんの家の裏) で取水して使用していた ○昭和50年代〜現在 中江用水から直接田んぼへ用水として 使用している。中江用水は笹ヶ峰ダム から水を引いている。 |
<子供たちの感想など>
○昔は、こんなに遊んでいたのに今は魚つりや基地作りくらいしかしないね。 川に入りにくいし、危険だと禁止されているからね。 ○ぼくたちも泳いだりしてみたいなあ。 ○今みたいに水道がなかったころは大変だったんだね。だから、飯田川は生活に必要だったんだ。 ○七夕の飾りを流すのは今でもやっているよ。 ○飯田川は夏に日照りが続くと水が少なくなってしまったので、ダムの水が農業に 使われるようになったんだって。いろんな苦労があったんだね。 |
素朴な疑問?⇒飯田川の水はなぜいつも茶色なのか |
これは、活動当初からの子供たちの疑問でした。ごみのせいか、その他に原因があるのか?
そこで、用水の歴史を土木事務所にお聞きした際にこの疑問の答えも教えていただきました。
○川の土が粘土質でできているため。
○地滑り地帯を流れてくるため。
○採石場があり、その排水が流されるため。
牧村の飯田川上流を観察 |
9月に自主PTAを兼ねて牧村の飯田川上流へ出かけました。学校近くの飯田川と随分違った川の様子が
見られ、大変勉強になりました。川に入って活動することもでき、「飯田川に入って活動したい」という願いも
かないました。
そして、飯田川の水が牧村浄水場で飲み水として利用されていることを知り、その様子を見学できたことは
何よりの収穫でした。
<飯田川上流での観察>
水生生物はいるかな? | 学校近くの飯田川とは様子が
ちがうね。石の上は気持ちいいよ。 |
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<牧村浄水場見学>
・飯田川の水が飲み水に使われているなんて知らなかったよ!水源がきれいなんだね。
・春に見学した第一浄水場とは、設備も多さも、水の作り方もちがうんだね。 ・この浄水場の水の作り方は、飲み水の中で一番おいしい水を作る方法なんだって! 飲んでみたいなあ。 |
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